ISSUE視覚障害者との対話で生じる課題視覚障害者と晴眼者の共創において、晴眼者は相手が視覚障害者であることを必要以上に意識したり、視覚障害者を質問攻めにしてしまいがちです。一方、視覚障害者も晴眼者に聞いてみたいことがあります。 IDEA立場を逆転させフラットな対話を実現オンラインで「カメラをオフにする」などすれば、障害の有無に捉われずにフラットに対話ができるという発見から、これまでの立場を逆転させ、視覚障害者から晴眼者への問いかけから対話を深めていく「視覚障害者からの問いかけ」オンラインワークショップを考案しました。 SOLUTION視覚障害者から告白されたらどう思う?「視覚障害者からの問いかけ」オンラインワークショップは、視覚障害者ひとりと晴眼者3名程度のグループをつくり、視覚障害者から投げかけられる「視覚障害者から告白されたらどう思う?」「朝起きて目が見えなくなっていたらどうする?」といった問いに、晴眼者が返答する形で対話をおこなっていきます。視覚障害者からの問いかけについて深く考え、自分の心の声に耳を傾け、言葉にしていくことで、障害者と自身の間にある見えない壁や溝を実感し、新たな気づきや問いを持ち帰る機会を提供します。 RESULT新たな気づきや問いを持ち帰る視覚障害者からの問いかけについて深く考え、自分の心の声に耳を傾け、言葉にしていくことで、障害者と自身の間にある見えない壁や溝を実感し、新たな気づきや問いを持ち帰る機会を提供。 体験ワークショップの定期開催や私立福岡女学院中学校などの学校、ファシリテーションサミットなどのイベントにて実施してきました。体験者からは、「立場を逆転することで枠や壁に気付かされた」「視覚障害者から質問をされることは今までなかったので、斬新な体験でした」などの感想をいただいています。 関連コンテンツ公式サイト:https://toikake-blind.jp/